ブレーキをカンパに変更

来月、ツールド東北というイベントで走ってきます。

イベントに向けてテンションを上げよう、ということでブレーキを変えてみます。

現状

完成車についてきた、MICHEというコンポーネントメーカーのブレーキを使ってました。
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これに特別不満があったわけではないのですが、自転車屋のおじさんに「ブレーキはカンパだろ」と言われたので交換を思い立ちました。
カンパのveloceに変更します。理由は特になく、クランク以外の他のコンポが全部veloceだったので合わせてみます。

準備

必要な工具は5mmのアーレンキー(またはトルクスレンチT25)、ドライバー、ペンチだけです。
あともちろん、作業は自己責任で行ってください。

取り外し

ブレーキ交換に限らずコンポの交換は初めてなのですが、特に難しいことはありません。
写真のようにクイックリリースを上げて、留め具を緩めてインナーケーブルを外せばOKです。インナーケーブルキャップはペンチで取り外します。最後にフォークの反対側からブレーキを取り外せば完了です。
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本来ならブレーキの変更と同時にブレーキケーブルの交換も行った方が良いと思うのですが、今回はケーブルの伸びもなかったのでそのまま使います。

取り付け

今回ブレーキはwiggleでポチりました。化粧箱には入っておらず、どちらが前でどちらが後ろなのかパッと見わからなかったのですが、ブレーキシューの向きと、中央の取り付けボルトの長さで判断可能です(長い方がフロント)。
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取り付けはだいたい取り外しと同じです。ブレーキアーチを両側から締めた状態でインナーケーブルを固定すればちょうど良くなると思います。ちなみにカンパの場合、アウターケーブルのキャップは不要だったので取り外しました。
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余談

ちなみにですが、カンパのブレーキを取り付けててクイックリリースがないことに気づいたんですが、ウルトラシフト側にクイックリリースがついてるそうです。これは有名な話なんでしょうか?
 
ブレーキを引いた状態で銀色の突起を押し込むと…
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ブレーキを戻したときの傾きが若干大きくなります。
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この状態になるとブレーキケーブルの巻き上げが緩むので、ブレーキアーチが開きます。

会社の先輩曰く、レース中にダンシングするためにクイックリリースを使う人もいるようなので、手元で操作できると便利……かもしれないですね。